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中国における営業秘密保護対策と
先使用権確保の実務



 昨今、退職した日本企業の技術者経由で、「メイドインジャパン」の技術が海外に流出することがクローズアップされ、技術流出を巡る国際的な紛争も増えてきています。付加価値の低い単純なモノ作りは、今後、人件費の安い新興国の企業が対応していくことになることを考えると、日本企業は、まさに今まで培ってきた知恵、技術、ノウハウこそが、競争力の源泉になり、経済の重心がアジアの新興国に移るに従って、アジア諸国における営業秘密の保護は一層、重要になってきます。
 特に、中国においては、知的財産権侵害が多発する中、近年、営業秘密盗用に係る紛争事例も増加してきており、日本企業としては、中国の法制度、実情を踏まえた営業秘密漏えい防止のための社内体制を構築し、万一、漏えいした場合に取りうる手段を理解しておくことが重要です。
 この中でも、具体的な営業秘密侵害の類型として、近年、自社がノウハウとして、専利権を出願せずに使用していた技術について、これが盗用されて、第三者が専利権を取得し、これを主張、行使される事案が増えてきており、この場合の対抗手段の一つとして、先使用権制度の活用を検討する日本企業が増えてきているため、先使用権の主張・立証のための必要書類の具体的な準備方法、タイムスタンプ取得の方法、工場ラインの撮影公証等、中国における実務を紹介いたします。
 是非、この機会に多数ご参加くださいますよう、ご案内申し上げます。
        <アジェンダ>
          1.営業秘密保護
             ・営業秘密侵害概況
             ・営業秘密侵害判例
             ・企業の取るべき対応措置
                 事前予防措置
                 事後対応措置
          2.先使用権確保の実務
             ・先使用権立証に必要な証拠
             ・中国におけるタイムスタンプ取得方法
             ・工場ライン撮影公証の実務手順


日本弁理士会会員の皆様へ
(一財)経済産業調査会は、日本弁理士会の継続研修を行う外部機関として認定されています。
この研修は、日本弁理士会の継続研修として認定を申請中です。
この研修を修了し、所定の申請をすると、5単位が認められる予定です。

日 時  平成26年12月16日(火) 10時〜16時10分 (開場9時30分)
場  所  銀座会議室(三丁目)  6階C室
  東京都中央区銀座3-7-10 松屋アネックスビル
  (東京メトロ銀座線・日比谷線 銀座駅下車 A12番出口より徒歩約2分)
 会場地図
講  師  IP FORWARDグループ
     総代表・CEO/日本国弁護士・弁理士  分部 悠介 氏
申  込  一般財団法人 経済産業調査会 業務部
    TEL:03−3535−4881
    E−mail:seminar@chosakai.or.jp   申込書(PDF形式:496KB)
  お申し込みに際しての必要事項
    ・研修会名
    ・ご所属名
    ・部署名
    ・お名前
    ・郵便番号、ご住所
    ・電話番号、FAX番号
    ・会員種別 等

参 加 料  各1名につき(資料代・消費税込) 
 特別会員  10,000円
 普通会員・知財会員  15,000円
 特許ニュースご購読者  18,000円
 一  般  23,000円

◎ 参加料は、当日受付にてお支払いくださいますようお願い申し上げます。
   (領収書を発行致します。)
◎ お申込み受付後、受講票等はお送り致しません。

◎ 当日、受付は9時30分より開始致します。

個人情報の取扱いについて
  お申込時にいただきました個人情報につきましては、本講座の実施、運営に利用させていただくとともに、新刊書やセミナー・講演会等の各種ご案内など当会の事業活動に限って使用させていただくことがあります。
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一般財団法人 経済産業調査会  業務部
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