米国特許鑑定書の利用方法

〜鑑定書の意義・有効利用方法・依頼のポイント
最近のKnorr事件を含めて〜

 日本の企業が、米国において他人の有効な米国特許に関連する製品等を自ら製造・
販売していることに気づいた場合、最終的には侵害訴訟を提起されることを想定した
上でリスク回避のための種々の措置を講じる必要があります。その際に、もし米国特
許弁護士から事前に鑑定書を取得していた場合には、その利用方法によってはあるい
はその内容によっては、その鑑定書を有効に利用することによって、故意侵害による
三倍賠償を免れ得るかもしれません。
 今回の研修会では、@米国の特許侵害裁判の基本的な考え方、A特許侵害の防御側
となることを想定した鑑定書の作成、B非侵害を主張するための鑑定書に基づく設計
変更などの手法等について説明していただきます。
 さらに、鑑定書の必要性と弁護士秘匿特権を主張した際の侵害者の保護について、
最近判示されたKnorr事件のCAFC判決についての説明とその解説も行ってい
ただきますので、ぜひこの機会に多数ご出席いただきますようご案内いたします。 

                            

     日 時:平成17年2月10日(木) 午前10時〜午後4時

  場 所:(財)経済産業調査会 研修会場
       東京都中央区銀座2−8−9 木挽館銀座ビル2階
       (東京メトロ銀座線・日比谷線銀座駅下車徒歩3分)
        会場地図

  講 師:新樹グローバル・アイピー特許業務法人
       米国特許弁護士  スチーブン・ロバーツ  氏
       弁理士          堀 川  か お り   氏(コーディネーター)

        (日本語による逐次通訳がはいります。)

  申 込:TEL 03−3535−4881
       E−mail seminar@chosakai.or.jp
  
          (定員に達し次第、締め切らせていただきます。)

  参加料:各1名につき(資料代・消費税込)
       特別会員       7,000円
       普通会員      10,000円
       知財会員      10,000円
       特許ニュース購読者 13,000円
       一  般      18,000円


       ◎ 参加料は、研修会当日受付にて、お支払いくださいますようお願い申し上げます。
          (領収書を発行致します。)

       ◎ お申込み受付後、受講票等はお送り致しませんので、当日直接会場にお越しく
          ださい。


講師紹介

スチーブン・ロバーツ  氏

大阪の新樹グローバル・アイピー特許業務法人に所属する米国特許弁護士。
新樹グローバル・アイピー特許業務法人において、約6年間、主に日本企業の米国特許出願手続、侵害訴訟相談及び
鑑定書の作成などを担当。
また、カリフォルニア州、ロスアンジェルスの法律事務所にて、提起された侵害者の弁護に成功するなど、米国における
特許侵害訴訟を含む多数の訴訟を約3年間にわたって担当。
カリフォルニア州の弁護士会の会員であり、 米国特許庁
に対して登録を受けた特許弁護士である。




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