● セミナー等のご案内 ●



EPO・ドイツ・英国の判断基準の違いから見るクレーム
−ドイツ・英国でのクレーム解釈を踏まえてEPOで適切な権利化業務を行うために−


 EPOにおいて出願・権利化されたEP特許は、その後各国毎の権利となり登録されます。侵害訴訟や無効化においてはEPC加盟国それぞれの法律の下に解釈され、その有効性や保護範囲が判断されます。一方、権利化までの手続きを行うEPOにおいても、クレームの解釈についての判断基準があります。つまり、特許の権利化までの手続はEPOで一本化可能であるのに対し、各国でのクレーム解釈は各国ごとに異なるのが現状です。ではEPOでの判断基準と各国での判断基準とは全く異なるのでしょうか?それともある程度調和がとれているのでしょうか? EPCは、権利化段階でのクレームの解釈について判断基準を設けている一方で、権利化後については多くの加盟国間での言語の相違や法制度の相違を許容しつつ、各加盟国を緩やかに規定しています。このような体制を踏まえた上で、EPOでの権利化手続を、権利化後のことを考慮して進めることが大切なのは言うまでもありません。
 今回のセミナーでは、多くの日本企業にとって欧州での主要市場であるドイツ及び英国での権利解釈と両国間での相違とを実際の判例を使って紹介すると共に、EPO・ドイツ・英国での判断基準についても具体的に説明し、判断基準の違いの中で権利化段階でのクレームはどうあるべきかについて解説して頂きます。
 是非、この機会に多数ご出席くださいますよう、ご案内申し上げます。


<プログラム>
第1部:判例説明
 ドイツ・英国での判例を用い、両国でのクレーム解釈についてご紹介します。
第2部:事例説明
 共通の具体例を用い、ドイツ・英国でのクレーム解釈についての論法の違いをより具体的に説明します。
第3部:権利化段階での補正
 ドイツ・英国のクレーム解釈を踏まえ、権利化段階におけるクレームの補正はどうあるべきかを考えます。

日本弁理士会会員の皆様へ
(財)経済産業調査会は、日本弁理士会の継続研修を行う外部機関として認定されています。
この研修は、日本弁理士会の継続研修として認定を申請中です。
この研修を修了し、所定の申請をすると、5単位が認められる予定です。

日 時  平成24年9月26日(水) 10時〜16時10分
 (開場・受付は9時30分〜)
場  所  銀座会議室(三丁目)  6階C室
  東京都中央区銀座3-7-10 松屋アネックスビル
  (東京メトロ銀座線・日比谷線 銀座駅下車 A12番出口より徒歩約2分)
 会場地図
講 師 等  Murgitroyd & Company, Munich office(ミュンヘン)
  European & UK patent attorney グラハム・マーネイン氏(Graham Murnane)
  European & DE patent attorney ロバート・ボーナー氏(Robert Boerner)
 GLOBAL IP Europe, Munich office (ミュンヘン)弁理士 稲積 朋子 氏
   講師略歴(PDF形式:92KB)

 
 英語での講義を稲積弁理士が項目ごとに詳しく解説いたします。
申  込  (財)経済産業調査会 業務部
    TEL 03−3535−4881
    E−mail seminar@chosakai.or.jp    申込書(PDF形式:516KB)
  お申し込みに際しての必要事項
    ・研修会名
    ・ご所属名
    ・部署名
    ・お名前
    ・郵便番号、ご住所
    ・電話番号、FAX番号
    ・会員種別 等

参 加 料  各1名につき(資料代・消費税込) 
 特別会員  10,000円
 普通会員・知財会員  15,000円
 特許ニュースご購読者  18,000円
 一  般  23,000円

◎ 参加料は、当日受付にてお支払いくださいますようお願い申し上げます。
   (領収書を発行致します。)
◎ お申込み受付後、受講票等はお送り致しません。

◎ 当日、受付は9時30分より開始致します。



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